遠距離介護で感じたこと。

カテゴリ:思うこと( 25 )

おくりびと

映画「おくりびと」がアカデミー賞を受賞とのこと!!
私は映画を見てはいませんが、とても喜ばしいNewsですよね。

実際私も先日の父の葬儀で、はじめて目の当たりにした「納棺師」の方の所作に驚いたものです。

死後硬直で曲がらないであろう父の両手足を納棺師の方の手のぬくもりで、
曲げていただき旅支度をしている姿・父を丁重に扱ってくれる姿に、
何か畏敬の念すら感じました。

穏やかに、けれども慎重に卒なく父に立派な旅支度をさせてくれました。

そんな、しなやかな動きに見入っていたのを覚えています。。。


正直、父が亡くなってから葬儀を終えるまで、色々ある訳で・・・・

そんなに周りに期待していたのかしら?と思うくらい、私自身がっかりするやら
ちょっぴり寂しい気持ちを感じた父の葬儀でした。

そんな中だったので、父の亡骸を丁重に扱ってくれた御二方の姿に
気持ちがスッとしたのを思い出しました。


娘・妻・母と三役をこなすので精一杯だった私は、記憶に残っていない部分も多々あるのですが、
この場面だけは、鮮明に脳裏に焼きついています。。。

きっと、一生忘れることはないでしょう。。
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by aaaya123 | 2009-02-24 00:18 | 思うこと

成長

娘が生後1ヶ月を迎えました。

回復の兆しが見えない父、徐々に病状が進んでいく母。。。

ここ数年、そんなふたりをみる事が多かった私にとって、
娘が日々成長していく姿はとっても新鮮です。

力いっぱい泣いて、お乳を飲んで、そして眠る・・・・

生まれたばかりの頃は、壊れそうでどう扱っていいのかわかりませんでしたが、
最近は少しずつ扱いにも慣れてきました(笑)


娘と過ごす日々の時間。。。

とても貴重で大切な時間だと感じています。


父に逢わせたら、もしかしたら奇跡がおきて、動けるように話せるようになるんじゃないか・・・
そんな事を時々考えたりもしています。
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by aaaya123 | 2008-05-08 19:21 | 思うこと

思うこと

最近母と話していても何だか虚しくなることが多いです。

孫の誕生に喜びを感じるというよりも、必然的に私の足が向かなくなってしまう事への
不満のほうが明らかに大きいのを感じてしまうから。

実の母ではありますが、昔から「うまくいかないことを人のせい」にする所が
あったように思います。。

難しい病気にかかってしまった事や自分の意思で地元を離れ親戚のいない現在の
土地に住んでいることなど様々なことに、他人の力が加わったように
色々な理由づけをしている姿をみていると何もかける言葉がみつかりません。。。

時間が解決してくれるのを待つしかないのでしょうね。
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by aaaya123 | 2008-02-28 21:01 | 思うこと

いまだから思うこと

出産予定日まで2ヶ月をきりました。
まだまだ赤ちゃんを迎える為の物の準備はできていない状態ですが、
気持ちの準備はだんだん整ってきたように思います。

考えるときはとことん深~くまで考えるタイプだとは思っていました。
でも、そうはいっても案外大雑把な性格で、ポジティブな部分もあると自負していたのですが、両親の件があったからなのか、それとも今までの人生でそこまでの
試練にぶつかった事が無かっただけなのか?

最近何だか考えすぎてしまう傾向が・・・

そろそろ子供を、と考えていた矢先に両親の事がありましたから、
そんな状態で赤ちゃんのお世話もだなんて。私にできるのかしら・・・
そう思っていました。
気負いすぎていたんだと思います。
(そんな思いが通じてしまったのでしょうか??悲しい経験もしました)

周りに「育児は大変」と言う人が多いのもひとつの要因なのかもしれませんが・・・
もう私は腹をくくりました(笑)

夫の実家へも電車で2時間かかりますし、義母は姑の世話もあるし、趣味も豊富な
方です。もちろん優しく思いやりのある方なので、何かがあれば頼りにさせてもらい
ますが、日常的な事は、一時保育などを上手に利用して私自身も息抜きをしながら
夫と今まで通りどんな事でも話しあい、きちんと向き合いながら、
育児と遠距離介護をして行こうと思っています。

育児も介護も「大変」という言葉で片付けないで、前を向いて歩いていきたい。。

そう思います。
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by aaaya123 | 2008-02-07 23:04 | 思うこと

応援ソング

怒涛の出来事があった昨年・・・・

夫とカラオケへ行って何気なく歌った曲に今井美樹の「PICE OF MY WISH」がありました。

今まではそんな気持ちになった事はなかったのだけれど、この時は、何だかとても
私の心に響きました。

悲劇のヒロインだった私は誰かに助けてもらいたくて仕方が無かったけれど、
でも実際は自分でどうにかするしかないことばかりで。。。

そんな時、そんな私に、この歌詞は力をくれました!!

「愛する人や友達が、あなたの側で元気付けてくれる、だから自分を信じて明日を切り開いて!! 希望を失わないで前を向いてしっかり進んで!!」

そう励ましてくれている気がして・・・・
自分で歌って、それに感動して(笑)泣いてしまった記憶があります。。。

そんな、頑張る力をたくさんチャージした一年でもありました。
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by aaaya123 | 2007-09-04 09:54 | 思うこと

自分をふんばらせるために・・・・

踏ん張り力が弱るときがあります。。
そんなときは、自分にこう言い聞かせます。


「今、私自身がおかれている状態をいくら嫌だ、嫌だと言っても変えることはできない。

父が倒れる前に、母が病気を発症する前に、時間を戻してほしいと言ってもできないように。

ならば、この現実を、しっかり直視して前を向いて進んでいこう。」
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by aaaya123 | 2007-06-06 11:15 | 思うこと

振り返ってみると・・・

最近になってようやく色々な事を振り返ることができるようになりました。

真っ只中にいる時は、周りの人を何だかわからないけど敵のように
思ってしまうときもありました。


「なんにもわかってない。」

「口先だけなら何も言わないで。」

「他人事だからって簡単に言わないで。」


そんな時でも理解してくれる人は、もちろん居ました。

その人達の声や言葉だけを信じ、聞くようにしていました。

毎日、自分を自分で褒めて励ましていました。

そうしなければ、訳もわからない罪悪感で押しつぶされそうでした。

病気になった両親はもちろんですが、そばにいる私自身もなかなかこの現実が
受け入れられず苦しかったのです・・・・。

あまりに突然の出来事で両親の健康が奪われ、全責任が私の肩にのしかかった
ように思えて仕方がありませんでした。

でも、そんな辛い時期も乗り越えられたのは夫がいたからでした。

いつでも遠くから励まして応援してくれる友人がいたからでした。

そして、実家から大変な思いをしてやってきた愛猫がいたから・・・・・・。


無理をする事、甘える事をやめて、自分の生活も大切にしながらその中での
精一杯をする事が出来るようになったときに以前の私に戻ることができました。

在宅介護をされている方に比べれば、私の負担は遥かに軽いと思います。

甘えた事を言っているとも思います。

それでもこの選択をしたことは私にとっては正しかったと思っています。

携帯電話の電源は切れません。

いつ父の病院から、独居の母から連絡があるかわからないからです。

そうやって私は私なりに遠距離での介護を続けていきます。

いつまでも、周りのたくさんの、私を助けてくれた方達に感謝の気持ちを忘れないで。。
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by aaaya123 | 2007-05-07 21:12 | 思うこと

強い心

色々な経験をしたことで、ちょっぴりだけど心が強くなったかな??と感じることがあります。

周りの方の助けを借りながらではありますが、それでも自分自身の力で踏ん張る
強さというものが必要な場面に立たされた事で、きっと少しだけそんな
部分が鍛えられたのかなと・・・・
(本当は、自分で言うことじゃないですけどね)

*父に逢っても泣かないでいられるようになったこと。

*母を(場合によって)冷静にみられるようになったこと。


そんな自分が最初は嫌いでした。

「感情がなくなったんじゃないか」 「変に慣れてきちゃったのか」 そう感じたこともありました。

そんな時、そうではなくて「受け入れる事ができた証拠」だと言ってくれる人がいました。

はじめはこの現実を認めたくなくて 「イヤ、イヤ」 「何故?」 「どうして?」 ずっとそう思っていました。

でもそれでは、本人も周りの家族も前に進む事ができないのです。


" 明るくて強い心を持つ "  

・・・・・ それが、私の今の目標デス。
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by aaaya123 | 2007-04-28 12:07 | 思うこと

もうすぐ1年・・・

父が病気になってからもうすぐ1年が経過しようしとしています。
それまでの私は、本当に世間知らずでした。
のんきな毎日を送っていました。
日々楽しく過ごす事が大切だと思っていました。

父の病気、母の骨折など予想外の事が次から次へと起こり、先の事を考えている
余裕はありませんでしたが、時間があれば
「これからどうすればいいのだろう?」 
「これからどうなってしまうのだろう?」

そんな事ばかりを考え、絶えず不安で心がいっぱいな状態でした。

気持ちが不安定ですから、友人や周りの人の些細な言葉に傷ついたり振り回され
心身ともに消耗していました。

そこへ私自身の流産も加わった時には泣きっ面に蜂とはこの事を言うんだなぁと妙に関心したことを覚えています。


とにかく先の事は考えないで、目の前にある今やるべきことだけに全力を注ぐ時期は
ここで終わりにしました。

今後起こる可能性があるだろう様々なことを、ある程度想定しておくことの大切さを
身をもって体験したからです。

少し先の未来だけではなく、5年先・10年先を見据えて人生設計をたてる事の意味を
考えるようになったのも、この経験をしたからです・・・・。
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by aaaya123 | 2007-03-19 00:31 | 思うこと

Friend

私は1人っ子として育つ中で、父親からこう言われた事がありました。

「お前は兄弟がいないのだから、親戚や友人を大切にしなさい」

だから、私は私なりに友人がSOSを出している時には、精一杯サポートをしたいと思って
いたし、そうするのが当たり前だと思っていました。

                   *     *     *

とてもじゃないけど、その時の私には、現状を事細かに友人に伝える事なんて
できませんでした。

ただ、そんな中でも、私をとても気遣っていつも励ましてくれる友人がいました。
まるで、その時々の私のおかれている状態を察知しているかのようでした。

彼女から父へのお見舞いの品が届いた時には、とてもありがたかった。。。。

でも、それまでは彼女にそんな一面があることも知りませんでした。

そんな優しさを持っている彼女をもっと好きになると同時に、私もそうありたいな、
と感じています・・・。
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by aaaya123 | 2007-02-22 14:06 | 思うこと



脊髄小脳変性症の母を持つ40代1人娘の記録デス。 時系列になっていますので古い内容からご覧下さい。
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