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遠距離介護で感じたこと。

父のリハビリ

横臥状態が長く、体を2ヶ月近くも動かさなかった父にとって、理学療法士の方に
膝を曲げてもらったり、足をマッサージしてもらう事はとても苦痛のようだ。

「つらいですか?」の問いかけに、顔を歪めて答える父をみているのはつらいが、
[廃用症候群]を防ぐためには仕方が無い事だと言う。

脳出血を起こした当初は安静が必要なので、ベッドに寝たまま手足を動かさない期間が
生まれる。
この安静期間に、体を使わないことによる筋肉のやせほそり(萎縮)が起こってくる。
これが[廃用症候群]と言われるものだ。

いったん筋肉の萎縮がはじまると回復するには多くの時間がかかり、時には
回復しなくなることもあるという。

父は、急性期の早い時期からベッド上でリハビリをはじめていたので、あまり拘縮はない
との事だったが、当初は趣味の将棋を打つような指の動きをしきりにしていたのだが、
最近はあまりしなくなり空をみつめて考え事をしているような状態が多い気がする。

父が何を思い、何を考えているのか知る事ができたらいいな・・・。
by aaaya123 | 2006-06-05 12:45 |
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脊髄小脳変性症の母を持つ40代1人娘の記録デス。 時系列になっていますので古い内容からご覧下さい。

by aaaya123
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